医療お役立ちコラム

薬の「困った」を助けるサービス① 一包化

2022/05/01

薬局薬剤師の仕事というと、患者さんが持参された処方せんに従って薬を揃えて、患者さんにお渡しし、患者さんが安全に服用できるように服薬指導を行うことです。

 これが主な仕事ですが、じつは、そのほかにもプラスαの役割(サービス)があります。

 今回は、「薬の種類が多くて、困った」というときに便利な「一包化」サービスについてお伝えします。

複数種類の薬を「一包化」できます

 飲まなければいけない薬が複数あって、つい一部を飲み忘れてしまうということはありませんか? あるいは、どの薬をどのタイミングで飲めばいいのかわからなくなって、飲み間違ってしまう、とか。

 その場合、「一包化」といって、同じタイミングで飲むべき薬を一つの袋にまとめることができます。たとえば、朝食後に飲む薬、夕食後に飲む薬……と一回分ごとにまとめられるので、飲み忘れを起こしにくいのです。

一包化には医師の指示が必要

 ただし、一包化を行うには処方した医師の了解が必要です。まずは処方医にご相談ください。

あるいは、医師に相談しにくい(相談し忘れた)場合には、薬局から疑義紹介を行って医師に確認し、一包化を行うこともできますので、薬局薬剤師にお気軽にご相談ください。

一包化にかかる費用

 一包化を行うには、プラスαの費用がかかります。

 以前は「調剤料」のなかの「一包化加算」という名前でしたが、2022年4月から、「外来服薬支援料2」として算定されることになりました。

●42日分以下の場合:投与日数が7又はその端数を増すごとに34点(340円)を加算して得た点数

●43日分以上の場合:240点(2400円)

ただし、患者さんの自己負担分は上記の1~3割になります。